スピーカーキャビネット製作まとめ さて、上の画像が完成写真になります。 前のページのスピーカーキャビネット製作の通りに作った時の失敗点は バッフルの板の大きさを枠-1mmの寸法にしたらスピーカーネットが張れなく なってしまいました。その代わりとしては、金網のような物を前面にネジで とめる等するしかありません。それ以外は特に問題はないでした。 mixiで現場関係者らしき人からスピーカーキャビネットについて貴重な意見を メールで頂いたのでちょっとここで紹介します。私宛てに来たメールですが勝手に 引用します。 -------------------------------------------------- 板厚・材質について 引用開始 >板厚の件ですが、板厚が余り薄すぎる場合、ひどい箱なりが起きますので >余り薄い板は避けて下さい。 ギターのキャビネットでは、世間で言われて >いるほど材質等での音質の違いは経験した事が有りません。 >が、強度の違いはハッキリ音の違いとして現れます。 >(昔仕事で、メサ・ブギーの4発のキャビで、裏板がヒドく共鳴して振動し >てしまい、壊れそうになっているのを見た事が有ります。w) 引用終了 以下tiroleコメント ギターのキャビネットに関しては私も材質の違いがそんなに現れるのか? と疑問に思っていました。なので材料には割と頑丈なMDF材を選びました。 厚さが1.8mmもあるのでかなり頑丈です。ただ、ネジ留めなのでフィンガー ジョイントに比べたら強度は劣るのかな?と思ったりします。でも、ネジを 留める箇所を1辺に3箇所設けたらかなり頑丈にできると思います。また、 そうした時に音にどのような変化が出るのか後日試してみます。 スピーカーキャビネットの裏面の板について今回は4mm厚の板を用意しました。 これじゃ、ちょっと薄かったです。また、ネジ留めを適当にやると頂いたメール の通り、裏面が共振して最悪でした。他の市販品のキャビネットを見てみると 裏面はやたらしっかりネジ留めされてるんですね。私のもっているBM20CEも 裏面が10箇所もネジ留めされていました!裏面の板はキャビネットの チューニングにおいてとても大事な役割をしていると思えます。 --------------------------------------------------- -------------------------------------------------- バスレフ・オープンバックについて 引用開始 >バスレフを御検討との事ですが、結論から言いますと・・・・止めて下さい!!!! >ボケた音になるだけでろくな事は有りません。 >理論的な事をお話すると長くなりますのでココでは止めておきますが、 >バスレフは理論的にも音の再生に向いていません。メーカーが儲ける >ための事情で此れだけ盛んに使われているだけです。 引用終了 以下tiroleコメント とコメントを頂きました。"オーディオ"ではバスレフポートは一般的なので ちょっと意外でした。 引用開始 >密閉は箱の容量が小さい場合出力の有るAmpを使っても低音がでなくなりますので、 >1発仕様の箱の場合は後面開放が適していると思います。 >(色々な問題なく密閉で使用する場合、4発の箱とあんまり変わらない大きさに >なってしまいます。) 引用終了 一発スピーカーclosed backで低音を出そうとするなら結局は4発と同じくらいの 体積の箱を用意しないと低音が出ないということですね。 ちょっと実験してみたんですが背面をどの位開放するかで低音の強さが変わりました。 なのでまた材木屋さんに背面の材木を注文しようと思っています。 --------------------------------------------------- 以上、貴重なご意見をいただきました。これで、スピーカーキャビネットの 製作は一旦終了しますが、背面の板はまだ準備できてないですしスタジオに このスピーカーキャビを持ち込んでJCM900で鳴らしてみてまたレビューを 書きたいと思います。 スピーカ製作に必要な材料は全て以下で集めました 木材、木材加工 ストーリオ トーレックス等の布地 手作り百選・布百選 一つ前へ戻る index.htmlへ戻る |